アトピー性皮膚炎に桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)がマイブーム
ZZZ_7956 posted by (C)ヒゲジジイ 昨今、女性たちのアトピー性皮膚炎に桂枝茯苓丸も加えると成績がよい人が増えつつあるので、男性にも実験的に二人使っている。 昨日来られた関東の男性と、しばらく前に来られた近畿地方の男性の二人である。 いずれも、上熱下寒の傾向があり、舌の紫紅色が取れ切れてないから。...
View Article最低でも一年以上通うつもりがおありでしょうか?
シロハラ posted by (C)ヒゲジジイブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します 年齢 : 40歳〜49歳の女性簡単なご住所 : 東海地方 お問い合わせ内容 : ●●県◎◎市の△△と申します。ホームページを拝見させていただきました。 20年間アトピー性皮膚炎で悩んでおり、子どものためにも、心配をかけている両親のためにも何とかして治したいと思っています。...
View Articleアトピーが病院の漢方で治らなかった人達で最も目立つ処方は越婢加朮湯
IMGP7564 posted by (C)ボクチンの母 昨今は1年中で最もアトピーが悪化しやすい時期なので、恒例の行事の如く、アトピーの新人さんが急に増えている。 今回も病院の保険漢方で治らずに来られた人達がこれまで飲んでいた漢方薬には一定の傾向があることを発見した。 不思議といずれの人達も越婢加朮湯が投与されており、その併用薬は消風散だったり、荊芥連翹湯であたり、治頭瘡一方であったりサマザマ。...
View Articleアトピー性皮膚炎で全身から汁(滲出液)が流れ出る誘引はステロイドの乱用ばかりとは限らない
ZZZZ6140 posted by (C)ヒゲジジイ アトピー性皮膚炎ではしばしば滲出液が流れ出る現象がみられるが、その多くはステロイドの乱用が原因となることは常識である。 皮膚科医師の指示通りに塗布しているのに、突然滲出液が全身から流れ出るようになって、止めはがつかなくなって漢方相談に来られるケースが多いのは、皮膚科医師の指導間違い、いわゆる誤治であることに違いはない。...
View Article油断ができないアトピーの速効例━ステロイドを寸前まで使っていた人達
ZZZZ6270 posted by (C)ボクチンの母 先月から来られている人で、全身から滲出液が流れ出て体力を喪失し、激しい痒みと寒さで疲労困憊の状態でやって来られた人の場合、幸いにステロイドを離脱して15年経っていたので、驚異的な効果を発揮した。...
View Article成人型の重症アトピーが僅か1ヶ月で9割以上の寛解を得た稀有な例
IMG_3990a posted by (C)ヒゲジジイ 過去には女性の顔面を中心に悪化したアトピーが、僅か1週間でほぼ根治してそのまま追跡調査(現在に至るまで確認済み)でもほぼ完全寛解した女性のことを、何年も前にこのブログでも紹介したことがあるが、アトピーの重症度では遥かに今回の男性の方が桁外れ。 既に前回「2012年05月16日...
View Articleアトピーの漢方ブログを新たに設けた目的
IMG_7546 posted by (C)ヒゲジジイ もともとは二つのブログのそれぞれのカテゴリで、以下のように続けていた「アトピー性皮膚炎の漢方薬」がある。アトピーの漢方:村田漢方堂薬局の近況報告アトピーの漢方:漢方薬局経営薬剤師の一喜一憂 ところが、次第にアトピーの記事が多くなるにつれ、筆者自身でも閲覧に不便を感じるようになったため、新たにアトピー専門のブログを開設することになった。...
View Article成人型重症アトピー治療の漢方薬は微調整の繰り返しに納得する人達
_IGP0679 posted by (C)ヒゲジジイ 漢方メーカーのベテラン社員さんに最近言われたことには、アトピーの漢方薬に先生ほど配合の微調整を繰り返す話を他所では聞いたことがありませんよっ、といささか怪訝そうであった。...
View Articleアトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人
IMGP2837 posted by (C)ボクチンの母 アトピー性皮膚炎でいつも問題になるのがステロイドである。昨今NHKテレビでさえ、アトピーをコントロールするにはステロイドやプロトピックなどの外用薬と保湿が最適であるとする放送により、アトピーに苦しむ人達から相当な物議を醸している。...
View Articleステロイドが合わず全身から汁(滲出液)が流れ出て悲惨な目にあったケース
IMGP5987 posted by (C)ボクチンの母アトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人(2) こういう例は珍しいかもしれないが、あらゆるステロイド外用剤が一時的にもまったく合わなかった人に一例だけ遭遇している。...
View Articleステロイド外用剤を10~20年以上続けても中途半端ながらも効果が持続しているタイプ
IMGP6083 posted by (C)ボクチンの母アトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人(3) ステロイド外用剤を皮膚科の医師の指導のもと、長期間使用して確実に一定の効果を発揮しながらも、その一定以上は効果が上がらず、いつまでもだらだらと長期間使用することになり、アトピーが完全寛解するわけでくもなく、かといって目立った副作用や途中で効果が途絶えることもない人達も意外に多い。...
View Articleしばらくはステロイド外用薬が劇的に効いていたのに次第に効かなった多くのアトピー患者さんたち
IMGP1347 posted by (C)ボクチンの母アトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人(4) 漢方相談に訪れる人達で最も多いのが、このタイプ。 中には本来ならステロイドが効く限りは一生涯塗布することになっても構わないからというつもりで、皮膚科の医師の指導を厳守して十数年、とうとうステロイドが効かなくなって悲惨な状態になって来られた男性もいた。...
View Article漢方薬の品質や配合比率に敏感なアトピー性皮膚炎
XSC_1490 posted by (C)ヒゲジジイ アトピー性皮膚炎は漢方薬治療が極めて有効なことは40年近い経験から実証済みではあるが、他の疾患に比べて様々な外来刺激に敏感なように、漢方薬に対してもデリケートで敏感に反応する。 だから、常に漢方薬の品質と配合には最も気を使う。...
View Article処方が適切でも配合比率が異なれば効果に雲泥の差が出る場合が多い!
ZZZ_5382 posted by (C)ヒゲジジイ アトピー性皮膚炎が他の疾患と異なるところは極めてデリケートであり、適切な漢方薬が投与されていても、配合比率の違いによって、治療効果において雲泥の差が出る場合がかなりなケースでみられる。...
View Articleアトピーの漢方治療では臨機応変の配合比率や配合内容の変更が必須である理由
IMG_4682 posted by (C)ヒゲジジイ アトピー性皮膚炎の漢方治療では、他の疾患とは比べ物にならなほど、時宜にかなった配合変化が必須となる。 季節に応じた配合変化では、湿気の多い梅雨時前後には湿邪を除去する配合比率が高まり、地黄や麦門冬のような滋潤薬を控えめにするなど。 空気の乾燥する秋冬では梅雨時とは逆の配慮が必要となる。...
View Article生理中は熱証は去り、排卵日以降に熱証を呈する女性達
漢方薬類のお陰でようやく食欲が回復してきたボクチン posted by (C)ボクチンの母 女性のアトピーで特徴的なものでは、生理中には熱証が完全に消滅して気血両虚を呈し、極端な場合は強い寒証を呈して大建中湯すら必要になるケースも見られる。...
View Articleアトピー悪化の原因がシャンプーや石鹸・ボディーソープや茶髪であることがとても多い現実
AAAA3147 posted by (C)ボクチンの母 アトピーで驚くほどの頑固者がいる。 シャンプーで明らかにアトピーが悪化しているのに、性懲りもなく使用を止めない。 口を酸っぱくして縷々説明しても止めようとしないのは、無意識層で治したくないタナトスの心理機制が働いているとしか思えない。...
View Article六味丸系列の方剤と猪苓湯の配合比率を変えるべき季節がやって来ましたよ
IMG_7658 posted by (C)ヒゲジジイ ここ数ヶ月の新人さんたちの多くは微調整の苦労の末、ようやく安定した効果が得られるようになったのもつかの間、一部の人は肌の乾燥が気になる季節が到来した。 そこですかさず、六味丸系列の方剤をやや増量し、猪苓湯を規定量の半分に減らすことでしっかりバランスが取れた。...
View Article今年は汁(滲出液)の流出が激しいアトピーに消風散がフィットする例が目立つ
BSC_3143 posted by (C)ヒゲジジイ 滲出液が大量に流出するアトピーに、これまでは消風散が適応する例は少なかった。 衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)を主体に猪苓湯と六味丸の三者を併用してはじめて治すことが可能となる例が多く、消風散が適応する例は少数派であった。 ところが今年になって、消風散が必須となる例がかなり増えている。...
View Article旬の食材、タケノコを食べてせっかく治りかけていたアトピーがぶり返した人たち
IMGP4581 posted by (C)ボクチンの母 半年以上通いつめて、かなりよくなっていたのに和食だから良いと思い込んでいてタケノコを毎日のように食べ続けたためにアトピーがぶり返してしまった人達がいる。 アトピーの人たちは、必ず和食中心の食事に限るとはいえ、タケノコやゼンマイ、ワラビなどアクの強いものはご法度である。...
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