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Channel: アトピー漢方専門ブログ
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成人型重症アトピー治療の漢方薬は微調整の繰り返しに納得する人達

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_IGP0679
_IGP0679 posted by (C)ヒゲジジイ

 漢方メーカーのベテラン社員さんに最近言われたことには、アトピーの漢方薬に先生ほど配合の微調整を繰り返す話を他所では聞いたことがありませんよっ、といささか怪訝そうであった。

 しかしながら、一定レベル以上に悪化したアトピー性皮膚炎の人達に、最初から漢方薬の配合を固定できることは、たとえどんなにスムーズに推移する場合でもほとんどあり得ないことである。

 ところが実際に遠路はるばるやって来られている重症のアトピー性皮膚炎の男女は、数ヶ月も通わない内に、ほとんどの人が村田漢方堂薬局の繰り返しの微調整や臨機応変の配合テストに、しっかりと納得される。

 その多くの人達が各地の病院の漢方薬(その多くはツムラ漢方)や、あるいは漢方薬局で続けていた漢方薬で一時効果が出ると、そのまま配合を固定され、ぶり返すことがあっても「アトピーはそんなもんですよっ」の一言で、何の微調整をもしてもらえないままずっと同じ配合の漢方薬を続けざるを得なかったという。

 あるいは配合を変えてくれても、アトピーは冷えが原因だからと断言され、熱感に伴う掻痒をどんなに訴えても、温熱薬の投与を中止してくれないので、とうとう愛想をつかして遠路はるばる下関まで通う決心がついたという人もいる。
 
 逆に一時はアトピーに効果があった配合でも続けていると、次第に腹部が冷え込むようになったので、繰り返し主治医に訴えても配合を微調整してもらえない。

 アトピーの改善も途中から足踏み状態で、寒気と腹部の冷感が続いて不快で、とうとう転医しても同様な現象が続く。
 新しく通い始めたそのアトピーの漢方専門医師に訴えても、配合を一切変えてもらえず、とうとう愛想を突かして下関まで通うことになったという人もいる。

 こられらの人達が実際に当方に通い始められれば、これまでのところとは打って変わって微調整のコツや配合テストの繰り返しに痛く感動されるばかりでなく、速効はないまでも着実な効果を上げ始めるのは当然で、効果が停滞したり、季節的な変化にも対応できる配合の微調整を繰り返しアドバイスする意義を十分に納得されるのであった。
 
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_IGP0680 posted by (C)ヒゲジジイ
 

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