アトピー性皮膚炎にフィットする漢方薬の配合は、同じ配合で治る人は、滅多にない
2014年9月12日の茶トラのトラちゃん(もうすぐ1歳) posted by (C)ボクチンの母 現在も、相変わらず村田漢方堂薬局で、アトピー性皮膚炎治療のために、漢方薬を利用されている人は、かなりな人数にのぼるが、同じ配合の人はおらず、それぞれに配合が異なる。 むしろ、異なるのが当然で、同じ配合で治るということのほうが、超稀なことである。...
View Articleアトピーで、最近比較的珍しい配合で有効性を発揮している例
2011年10月9日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ あまり更新がないのもマズイので、お茶濁しに、最近のアトピーの新規相談者で、比較的珍しい配合で効果を発揮している例。 いまのところ、三物黄芩湯エキス製剤のみで、しっかり効果を発揮しており、目の周囲の掻痒まで、オールラウンドに効果が出ている例がある。弁証論治が的確であれば、このような例もある。...
View Article柴胡加竜骨牡蠣湯を最後に加えて効果が安定した1例
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ アトピー性皮膚炎が一定レベル以上に悪化した場合、中医漢方薬学においては、西洋医学治療のようにマニュアル化した方法は通用しない。 個人個人で配合がまったく異なることは日常茶飯事である。 だから、以下に記す配合は、その人だけに通用する配合であり、他の人にとってはほとんど無縁であるから、模倣しても無駄である。...
View Article重症のアトピー性皮膚炎に本当に「根治」はあるのか?
2008年10月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 アトピー性皮膚炎でも、軽症であれば、いわゆる「根治」もあり得るだろうけど、一定レベル以上に悪化してしまい、それも病歴が10年以上ともなると、文字通りの「根治」はなかなか困難だと思われる。 そのような高望みをするよりも、8~9割以上の寛解を得たなら、それを維持することに努力奮闘するほうが、はるかに現実的であるはずだ。...
View Article不思議と(本当は不思議ではないのだが)、肝胆系と腎膀胱系の漢方薬が主体の配合となる
2009年11月05日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母 村田漢方堂薬局では、アトピー性皮膚炎の体質や病状の如何に関わらず、不思議と肝胆系と腎膀胱系の漢方薬が主体の配合となっている。 本当は、不思議でもなんでもないのだが、結果的に、こられ重要な肝胆系と腎膀胱系を正常化するお陰で、現代医学でいう、肝臓や腎臓などに問題がある場合でも、正常化されることは当然である。...
View Articleステロイド外用剤が不要になると冷え性や寒がりがなくなった
2008年11月14日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ 20年間くらい常用していたステロイド外用剤。 当方の漢方薬で微調整を繰り返しながら2年以上、いつの間にか、ステロイド外用剤を使用する頻度が激減した。...
View Articleアトピー関連のお問い合わせメール
2010年7月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母 昨今は、アトピー関連の記事は主にメインブログのアトピーのカテゴリで書くことが多い。アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 なかでも、漢方治療を希望する方に知っておいて欲しい、やや厳しいお話しもある。2015年07月24日...
View Article珍しく猫アレルギーとは無縁なアトピー性皮膚炎の人
2015年08月21日のシロちゃん(2歳半) posted by (C)ボクチンの母 昨今では非常に珍しく、猫アレルギーはまったく問題ないという人で、今年3月末に新規相談者として訪れた。 以来、折々の微調整の結果、配合はやや複雑なものになったが、比較的順調に経過して、そろそろ服用する薬を減らしてもよいだろうかというまでになった。 5ヶ月足らずである。...
View Article悪化したアトピー性皮膚炎でも、僅か1方剤だけでも、劇的に改善が得られることもある
2010年9月4日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ 仕事が忙しくてなかなか通って来れなくなっていた女性が、久しぶりにやって来られて驚いた。 これほど美人だったのかと驚いたからである。 激務と精神的なストレスが重なって、さらにはまずいことに食事の不摂生は悲劇的。 急速に悪化したというのも当然で、すべてに悪化条件が揃っていた。...
View Article今年の夏前後には、臭気が漂う黄色く粘りのある滲出液が出る人が続出した
2009年9月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母 いずれも適切な方剤で、遅かれ早かれ止めることができたが、その黄色い滲出液は、乾燥して乾くとバリバリにこびり付いて、かなり目立つ状態になっていた。 現時点でも、改善途上にある人もおられるが、既にほとんどの人がしっかり改善している。...
View Articleアトピーの重症者では数ヶ月間以上の微調整の苦労の連続は一般的だが、軽症者は本気で通う覚悟さえあれば、やはり楽勝になりやすい
2015年10月05日のシロちゃん(メス2歳) posted by (C)ヒゲジジイ 重症者では初期の数ヶ月は、日々、微調整の連続であっても、遠来者は地元で長期間治らなかった人達だけに、却って忍耐力がついている。 遠路はるばる来られながらも、繰り返しの微調整に耐え抜いて、ようやく数ヶ月から半年くらいの苦労がみのりはじめるのが通例。 ほんとうにご苦労さんなことである。...
View Article今年の夏前後に、突然、臭気のある濃い滲出液が漏れてカサブタになる病状を呈した人達はいずれも消風散証だった
2010年10月18日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母 前々回のブログで書いた、2015年09月26日 今年の夏前後には、臭気が漂う黄色く粘りのある滲出液が出る人が続出した 合計で7名。いずれも消風散を加えることで、比較的急速に治まった。 その詳細は、下記のブログで取り上げている。2015年10月14日...
View Article男性のアトピーにも桂枝茯苓丸がフィットすることも珍しくない
2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ 昨今も相変わらず、地元の漢方専門クリニックや漢方薬局の漢方薬ではまったく効果がなかったということで、各地から遠路はるばる新規に相談に通って来られる。 他の疾患以上に、最も繊細で油断がならない敏感な疾患であるだけに、アトピーの漢方相談は最も神経を消耗する。...
View Article家族に勧められて渋々来るような熱意のない人はお断り
2010年05月01日の茶トラのボクチン(ほとんど6歳) posted by (C)ボクチンの母 これまで多数の重症アトピーの人達が9割以上の安定した寛解を得て、社会復帰されたものだが、いずれもご本人の熱意と根気があったからである。 ご本人の自覚が必須であることは当然のことながら、こちらも相当な労力と多くの時間を費やして、繰り返しの細かなアドバイスが必要で、こちらの負担もかなりなものとなる。...
View Article今年の新規相談者の女性達のアトピーはすべて順調に改善
2016年8月29日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ 中には、重症といっても、むしろ超重症というべき女性もいたが、お互いに相当に苦労を強いられたとはいえ、いつの間にか気が付いてみると、2ヶ月目には重症レベルに改善し、3ヶ月経つころには、かなり改善。 幸いなことに顔面だけは1ヶ月以内に改善が得られたので、マスクも外せて、意外にも超美人だったことに驚かされた(笑。...
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